ハイレベルの所以は”記述式”にあり?

行政書士,難易度

 行政書士難易度アップの要因として、“記述式問題の導入”というトピックスについて言及しないわけにはいかないでしょう。
最近受験勉強をスタートした方にとっては記述式の存在はごく当たり前のことかもしれませんが、実は平成18年度試験からスタートした設問なんです。
以降、行政書士試験の難易度アップの原因のひとつとして、この記述式の存在が挙げられるようになりました。

 私自身、受験生時代にはこの40字記述の対策には苦労しましたね。
択一式であれば何となく消去法で解答できるんです。しかしながら、記述となるとすべて自分の力で答えを導き出さなければなりません。
行政書士試験の難易度がぐんと高まったのは、おそらくこの記述式の影響が多いのではないかと思っています。

 それでは、行政書士試験の記述式の難易度に対応するために、受験生はどんな対策をしていけば良いのでしょうか?
結論として言えることは、「択一式同様、基礎をしっかりと確立すること」です。
難解なイメージばかりが付きまとう記述式には必要以上に身構えてしまいがちですが、実際に問われているのはごく基本的な事項なんです。
つまり、基礎をしっかりと引き出すことが出来るかどうかにかかっているというわけなんですね。行政書士難易度を格段に高めたとも言える記述問題ですが、何ら特別な対策を要するわけではないのです。

 あえてひとつだけ対策上のポイントを提案するとするなら、「学習時から実際に手を動かすこと」です。択一式の選択肢ではどんな根拠でどこが間違っているのかを書き出してみる、記述式ではイメージするだけではなく40字にまとめてみる、といった勉強が効果的でしょう。

 受験生の多くが苦手とする行政書士の高難易度問題・記述式。
しかしながら、教材は手を広げすぎず、基礎重視のものを確実に習得するよう心がけましょう!