年々増え続ける行政書士受験生

行政書士,難易度

 「行政書士試験の難易度はここ数年ぐんと高くなっている」というのが常識ですが、この通説にはちょっとしたカラクリがあるのをご存知でしょうか?
行政書士難易度というとよく合格率が指標にされるのですが、この数字に大きな影響を与えているのが「受験生増」という要因なのです。

 どんな試験においても言えることですが、「受験生が増える」ということは一般的には「受験生全体の質(レベル)の低下」を引き起こす原因となります。
確かに、人が増えるということで全体のレベルまでアップするというのは、あまり考えられませんね。
とりわけ、行政書士試験においては当初の”高卒以上”という受験資格が撤廃され、今では誰でも挑戦できる国家資格になりました。
自分の力で独立開業可能な資格ということもあり、近年の不況下においてチャレンジする方はぐんと数を増しているようです。

 行政書士試験の「見かけの」難易度がアップしてしまった背景には、こうした状況が影響しています。
行政書士試験の内容自体の難易度がさほど変わらなくても、もともと法に詳しくない方やあまり勉強していない方などが”とりあえず受験する”というケースが増えてしまえば、当然合格率自体はダウンしますからね。
こうした当たり前の状況をイマイチ理解せず、ただ合格率だけに注目して「行政書士は難しい」の固定観念にとらわれている方は、受験生の中にも意外と多いように思います。

 行政書士資格の難易度の指標のひとつ、合格率は実に一桁となっています。
しかしながら、しっかりと準備をして臨めば、確実に合格を目指せるはずです。
アナタはアナタのペースで、あわてず着実に勉強を進めましょう!