行政書士は難関資格?

行政書士,難易度

行政書士試験の難易度は年々確実にアップしており、もはや一昔前までは常識だった「独学でもイケる士業」という表現は当てはまらなくなってきています。ここ10年ほどの合格率の平均は約7%、年によっては2%台だったこともあるなど、数ある国家資格の中でも、行政書士はとりわけ難易度の高さが注目されている試験でもあります。

 それにしても、なぜ行政書士の難易度は以前と比較して、これほどまでに高くなってきているのでしょうか?その背景には“不況下の資格ブーム”“司法試験の制度改革”など、いくつかの要因が考えられるようです。
一般企業における就職難やリストラという問題があまり珍しいものではなくなった今日では、「資格を取って専門的な分野で活躍しよう」という方がずいぶん増えました。そこで人々から注目されたのが“学歴や実務経験不問”の行政書士であり、「受験者増に伴う難易度アップ」という現象が起こったのでした。
また、こうした現象は司法試験の制度改革が与えた影響としても同様です。
司法試験組が司法書士や行政書士に流れ込み、結果として難易度が高くなる大きな要因になっているというのは、かなり前から言われていることでしたね。

 いずれにせよ、行政書士の難易度は近年、確実にレベルが上がってきているというのは間違いないようです。

 しかしながら、行政書士難易度を測る指標のひとつである合格率が下がってきているからといって、必ずしも「この資格が特別なものになってしまった」ということは出来ません。
行政書士は難易度に応じて合格ラインが変わってしまう試験ではなく、一定の点数を得られれば合格できるようになっています。
しかも、問題自体の難易度は、ここ数年を見る限りでは実際そう大きく変わっていません。
(若干の難化は認められますが、合格に必要なレベルは基本知識でしっかり確保可能です)
つまり、行政書士試験とは難易度云々よりも、結局のところ自分との戦いなのです。

 このサイトでは、行政書士難易度の正しい把握の仕方を考えると共に、確実に合格を目指すための方法論をまとめています。
試験の概要を的確に把握し、攻略法を考えることは、合格のためには欠かせない作業のひとつです。
本サイトでご紹介した情報をもとに、ひとりでも多くの受験生が行政書士試験の難易度について冷静に捉え、難関突破に向けて着実な一歩を踏み出すことが出来ましたら幸いです。